プロジェクトの概要

Total Conditioning Research Project とは

2016年、ハイパフォーマンススポーツセンター(以下、HPSC)と大塚ホールディングス株式会社との共同プロジェクト「Total Conditioning Research Project」が始動しました。

このプロジェクトは、以下の3つの主要な目的を掲げて開始されました。

  • 国際競技力強化の最大限化を実現させる研究の実施
  • 研究で得られた知見からのコンディショニングに関するガイドラインの策定
  • 2020年以降の「ソフトレガシー」として、国民の健康維持・増進に向けた啓発活動への研究成果の応用

本プロジェクトの研究成果等に基づき、2023年に書籍「アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン」を発刊しました。

Total Conditioning Research Project NEXT

現在、HPSCと大塚製薬株式会社は、前身のプロジェクトを引き継ぎ、「Total Conditioning Research Project NEXT」として、共同プロジェクトを実施しています。

このプロジェクトは、2023年に発刊したガイドラインやこれまでの研究成果等を踏まえ、以下の3点を実施しています。

  • 持続可能な国際競技力向上のためのコンディショニングに関する研究
  • 研究成果を活用・応用した啓発活動
  • ガイドラインの将来的な更新に向けた検討

これらの成果を国際競技力向上(ハイパフォーマンス)のみならず、国民の健康保持増進(ライフパフォーマンス)のために活用・応用することを目指し、連携して取り組んでいます。

(正式名称)

Total Conditioning Research Project:
JSCハイパフォーマンススポーツセンターTotal Conditioning Research Project

Total Conditioning Research Project NEXT:
JSCハイパフォーマンススポーツセンターTotal Conditioning Research Project NEXT

沿革

2016

JSCハイパフォーマンススポーツセンターTotal Conditioning Research Project 開始(~2022年)

  • 研究コンセプト:
    • トップアスリートのパフォーマンス維持・向上に役立つ研究
    • トップオブトップの競技レベルの維持に役立つ研究
    • トップアスリート・パスウェイに役立つ研究(発掘・育成・強化)
    • スポーツ科学の振興に貢献できる研究
  • 研究課題:
    指定課題研究(10課題)、領域指定研究(17課題)、パイロットスタディ(1課題)
  • 研究実施機関(大学名は研究開始時点のもの): 
    国立スポーツ科学センター(JISS)、早稲田大学、専修大学、相模女子大学、東京医科歯科大学、京都大学、東京大学、国際武道大学、筑波大学、日本体育大学、広島大学、東京大学医学部付属病院、健康科学大学、平成国際大学、日本福祉大学、日本大学、桐蔭横浜大学、株式会社R-body
2023

「アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン」発刊

JSCハイパフォーマンススポーツセンターTotal Conditioning Research Project NEXT 開始

  • 持続可能な国際競技力向上のためのコンディショニングに関する研究
  • 研究成果を活用・応用した啓発活動
  • ガイドラインの将来的な更新に向けた検討
2024

「アスリートのためのトータルコンディショニングハンドブック」発行

「ウェルビーイングのためのトータルコンディショニングハンドブック」発行